スペインの外出禁止令(ロックダウン)が3月14日から開始されています。
28日の段階で、感染者数は72000人、24時間での死亡者が832人に上り、死者が5600人を超えています。
またロックダウンの期間は4月12日までに延長されました。
【追記】
ロックダウンの期間を同年、4月26日まで延長しています。
この緊急の事態の中で人々は制限された生活を続けているのですが、どんな生活をしているのでしょうか。
犬を連れている人が多発?
外出禁止になっていますが、買い出しや緊急の用事なら外出は認められています。
その中で「犬の散歩」もこれに当てはまり、外に犬の散歩に出かける人々が多くみられるようです。
また、レンタルドックというサービスも出てきているそうで、理由としては「犬を連れていれば堂々と外に出られるから」と言うことのようです。
こういった口実で外出できるのですが、これでは外出禁止令の意味がないような気もしてきますね。
感染者の12%以上が医療関係
スペインでの感染者のうち、医療関係者は12%以上になっていると言うことで、医療関係で働く人は毎日、命の張って感染者の治療に当たっていることが伺えます。
これに加え、隣国のアンドラでも感染が広がっていますが、感染者のうちの3分の1が病院勤務の方のようです。
こうした流れで、医療関係者が働けなくなり、感染者数が上がり続けると医療機関が不足する事態になりかねせん。
病院はパンク状態で、ホテルなどで仮に
また、感染者の急増により医療施設もパンク状態になっているのが各地で起こっており、ホテルなどを利用して治療をしている地域もこれから出てくると言うことも噂されています。
毎夜、医療団への祈りを
また毎日夜の8時になると家のバルコニーに立ち、、医療者に対しての感謝の拍手を送ることをしている地域もあります。
また、キャンドルを持ってコロナウイルスで犠牲になった人々に祈りを掲げることもしています。
下に参考にさせていただいた動画を貼っておきます。
(キャンドルで祈りを捧げる映像は10分55秒辺り)
【参考にさせていただいた動画】
スペイン警官が住民にギターで励ましのダンス
もう一つ、とても心温まる内容がありましたので紹介します。
6分46秒辺りから始まりますが、地元の警官がフォークギターを片手に歌とダンスをして、住民を元気付けています。
この動画を見て、とても心暖まりました。
まとめ
スペインの感染状況が急増していますが、ここがピークで今後減少傾向になることが言われています。
個人的な感想ですが、この状況下で長期間の外出禁止生活を余儀なくされている中で、上記で挙げた警官のパフォーマンスや住民による医療関係者への感謝の表現などが、とても心温まりした。