「向いてないと思うこと」って結構、「したくないこと・嫌うなこと」とリンクします。
これは「簡単にできない(できなかった)ことや苦手だなと感じること=向いていないことや苦手なこと」になりやすいということです。
逆に「簡単にできる(できた)ことや得意だなと感じること=向いていることや得意なこと」になりやすいということでもあります。
子供の頃の感覚は大事な仕事選びの要素
ここで例を1つあげます。
子供の頃、学校で水泳の時間が大嫌いでした。理由は泳げないからです。この時間になると、元気がなくなり、お腹が痛くなり(僕は、したくないことすると腹痛になります。)、プールサイドに行くことも憂鬱でした。
いざ、やってみるとやっぱり25mの半分も泳げず、恥ずかしさが溢れ出てきて泣きそうになり、水泳が嫌いになり、向いていないと自覚しました。以後、早く泳ごうとか、距離を伸ばそうとか、背泳ぎやバタフライを覚えようとか思わなくなりましたし、好んでプールで泳ぐこともありませんでした。
こうした経験って水泳に限らず、誰にでもありますよね。
(足が遅いから、運動会のリレーで走るのは嫌いとか)
これって成長して、子供から大人になり、社会に出ても同じだと思うんです。
「簡単にできる(できた)ことや得意だなと感じる業務は、向いている仕事や得意な業務」になるということです。
まぁ当たり前と言えば当たり前のことなんですけどね。
簡単にできる(できた)ことは努力しても苦痛にならない?
では、なぜそう感じるのでしょうか?
それは、「簡単にできる(できた)ことや得意だなと感じること」は、覚えることに努力と時間を割いていても苦痛に感じないからです。
この循環は仕事でも当然、反映されます。
得意だなと感じる業務は、効率よくこなせるようになりすぐに結果に反映、されるでしょう。
すると、自分に自信がつき、周りにも影響を与えて評価が上がります。
こうなると自然と困った時に助けてもらえることが増えていき、対人関係も良好な職場環境になっていきます。
逆をいえば、「したくないこと、得意じゃないこと」は覚えることに努力と時間を割いたら苦痛とストレス・失敗への不安が伴います。
仕事なんだから、嫌な業務でも我慢してやるのが社会人でしょ!→その通りです
実際にそうはいっても、
「仕事なんだから、嫌な業務でも我慢してやるのが社会人でしょ、子供じゃないんだから。」
そんな声も聞こえてきそうです。
確かにその通りでありまして、
出来ないことも我慢して努力して、いっぱい失敗して怒られて叱られていれば、人間はいやでもできるようになります。
どんなに周りからネガティブなレッテルを貼られようが続けていればできるようになります。
そして、出来るようになったら、嫌なことも「嫌なことじゃなくなる」んですよね。
でもね、会社に働きに行くこと=「楽しくないのが当然である」とはよく言われること。
この環境にいることを前提に考えるなら、その我慢で消耗する人生を選ぶのはどうなんでしょうか。ということです。
「同じつまらない行動」なら消耗しないで、向いていることをしている方が仕事をした方が、やりがいやワクワクは出てきますし、朝起きるのが憂鬱にならないで済むます。
まとめ
だから、仕事探しの時も、子供の頃のように、経験や直感的に「したくない」と思ったことは回避することが大切な要素なんです。
これをするとしないでは、結構、その後の環境なんかにも影響する可能性もあるので、直感は無視せずに耳を傾けてみてみてくださいね。