2020年に開催される2020年東京五輪・パラリンピック大会で、聖火リレーのルートが決定したようです。
2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は17日、五輪の聖火リレーの詳細ルートを発表した。東日本大震災や熊本地震などの被災地は、復興の歩みを映すコースを採用。地域の特色を生かしたリレー方式を採る自治体もある。今月中にランナーへの採用通知が順次行われ、大会本番に向け、ムードが徐々に高まっていく。
引用元:日本経済新聞
2020年3月から、121日かけて全国47都道府県を周り、国立競技場の聖火台にともされます。
走行ルートは、震災や災害にあった場所も
今回の東京五輪では、災害から復興する姿を世界に発信する大会でもあり、聖火リレーでは震災や災害の復興を伝える「復興五輪」を強調する県もあります。
各地で、震災被害を走行していくルートが組み込まれています。
聖火リレーのスタートは3月26日に福島県のサッカースタジオ「Jヴィレッジ」をスタートします。
・福島県:3月26日 「福島ロボットテストフィールド」からスタートしてゴールが「福島水素エネルギー研究フィールド」、この一帯は震災での津波被害、原発事故での多くの避難民が出ました。
・沖縄県:5月2日 2019年に火災が発生した首里城、その守礼門前からスタートします。
・熊本県:5月7日 2016年の震災で大きな被害がでた「益城町」や「南阿蘇村」、「熊本市」を走行します。
・岩手県:6月18日 震災での被害が大きかった地域の一つ、岩手県陸前高田市。その被害の中でも唯一、津波に耐えた「奇跡の一本松」からスタートし、東日本大震災津波伝承館を通過します。
・宮城県:6月20日 気仙沼市からスタートします。走行ルートは津波が襲い、多くの漁船が打ち上げられた港沿いのコースで、ゴールは「南三陸さんさん商店街」です。震災の被害が甚大であった南三陸地域に設立された商店街を目指して走ります。
参考資料:日本経済新聞
震災や災害で被害があった地域の復興を発信することは、世界への発信はもちろんですが、国内でも関心を持つ人も出てくるのかもしれませんね。
実際に被害地やボランティアに参加していないと対岸の火事のような状態になってしまうので改めて震災や災害の怖さを認識するきっかけになると思います。
日本の歴史的な場所も走行
こうした復興コースを通るほか、日本の歴史的な建造物や自然も走行します。
・三重県:伊勢神宮あたりのコースを走行
・高知県:坂本龍馬の銅像がある桂浜
・長崎県:原爆投下の中心地にある「平和祈念像」の前
・広島:平和記念公園を走行
・北海道:世界でも珍しい形態の競馬である「ばんえん競走」での走行
参考元:livedoorニュース
まとめ
いよいよ2020年の五輪にむけてという風潮が強くなっていきそうです。
各都道府県での走行ルートもチェックできるのでお住まいの都道府県のルートをチェックしてみるのも楽しそうです。