就職・仕事

職場近くに住むメリットはある?仕事の満足度と通勤時間の関係性

仕事でストレスを感じることの第1位は「対人関係」というデータがあります。

これは仕事内でのデータ統計なのですが、仕事のストレスってこれ以外にも通勤時間も含まれているのではないかと僕が思います。

「遠足は帰るまでが遠足」しかり、「仕事は通勤も含めて拘束時間」なのだという認識は実際にあったりまします。

結論からいうと、仕事の満足度って通勤ストレスと関係しているといえます。

この記事では、主に都心における住む場所の近くに職場があるメリットについて考えていきたいと思います。

仕事をしている人って通勤ストレスあるのか?

僕はこのストレスは常に感じるタイプなのですが、果たして他の方々はどんなふうに感じでいるのか調べてみました。

2019年のザイマックス総研さんの「首都圏オフィスワーカー調査2019」データを参考にしてみたので、みていきます。

・会社への通勤時間は平均49分
・通勤が長い人ほど、通勤ストレスが高い
・通勤時間が長い人は都心のオフィスに通う人が多い
・通勤ストレスが低いと仕事への満足度が高い
・通勤ストレスが低いと仕事を楽しいと感じやすい

一部を抜粋しましたが、上記のような結果が出ています。

これを踏まえると、通勤ストレスを感じている人は確かにいて、都心部のオフィスに通勤する人の方が通勤時間が長くこの傾向が高いようです。

僕も社会人になり、都心にずっと通勤してきましたが、本当に会社にいくまでに疲れてしまいます。特に朝のラッシュ時間に重なると辛かったですね。

最近はコロナ禍でリモートワークも増えているので、ひと昔前のラッシュほどでなはいと思いますが、始発駅などの混み具合がやはりすごいと思います。

住む場所の近くで職場を見つけるメリット

住む場所の近くで仕事を探す。

なんか仏教の「身土不二」みたいで良いなぁと勝手に感じた僕なのですが、仕事を探す際に、せっかくなんで都内でもはずれに位置する僕の住処の方で探すことにしました。

具体的にいうと、都心ではなく郊外で職場を探しました。

この「地の利を活かす」(孟子の言葉を使い出す始末)的な職場探しは通勤ストレスとい概念をかき消す効果があったのです。

体感的なメリットをここで上げていきます。

・拘束時間が減る
・乗り換えのロスが減る
・人混みに出くわすことが減る
・電車内で座れる
・自由時間が増える

このようなメリットを感じることができました。それぞれ見ていきます。

・拘束時間が減る

通勤時間とお昼休憩も拘束時間だと思っている僕にとって、やはり通勤時間が長いのは人一倍にストレスを感じてしまいます。

実働が8時間だとしても、通勤が50分(往復で100分)で休憩1時間だと、拘束時間は10時間40分になります。(長い!)

まぁ通勤中や休憩時間のスキマ時間に作業などをすれば良いのですが、朝はラッシュ、昼はご飯食べて眠い、夜は疲れてクタクタになると集中もできません。

その分、通勤時間が30分居以内とかになるとトータル40分も時間が空きます。郊外への通勤なら座っていけるので朝のスキマ時間も有効利用できますよね。

・乗り換えのロスが減る

都心に通勤する場合は、結構多いのが乗り換えです。

経験上、東京のはずれに住むと一本でいける場所はそんなに多くないとかなとも感じます。

山手線沿線とか総武線沿線とかに住めるなら話は別ですが。

なので、僕は大体乗り越えをして通勤していました。

朝の乗り換えって想像以上に過酷です。人は多いし、電車は電光石火のごとくどんどんと人を運んで来るし、みんな歩くスピードが競歩の大会かと言わんばかりに早いし。笑

地下鉄とかだと空気もこもるし、蒸し暑いし、控えめにいって良いことありません。(経験上の話です)

なので、乗り換えがないくらいに近い場所を職場にするととっても快適に通勤できます。

・人混みに出くわすことが減る

上記にもちょくちょく出てきましたが、人混みが通勤ストレスの大元になっているといっても過言ではありません。

NEWS CASTの調査データでは、通勤時にストレスを感じる境界線は「周囲の人と体が触れ合う」という結果が出てます。

これはラッシュや人混みが原因ということになりますよね。

一方、住居近くが職場だと、たとえ都心に向かうとしても駅自体が近いので人混みにいる時間が減ることになります。

・電車内で座れる

郊外へと通勤する場合は、朝の出勤も夜の退勤も空いていることが多いので、座ってゆっくり通勤することができます。

これもストレス緩和につながりますし、スキマ時間を利用して効率の良い時間の使い方ができますよ。

・自由時間が増える

通勤時間が減ると、その分時間の時間が空きます。それが体感的にわかるのは退勤時間だと僕は思っています。

仕事が終わって1時間以上かけて帰宅していた頃は実際に家に着くともうご飯を食べて寝るだけで精一杯でした。

しかし通勤時間を減らし、路線を一本でいける場所にしたら、自宅についてから結構な自由時間があることに気づきました。

この時間を利用して、ブログを書く読書をする、勉強をするなどの効率の良い時間を過ごせるようになりました。

まとめ

この記事では、主に都心における住む場所の近くに職場があるメリットについてみていきました。

実際にネットで調べると、通勤時間が「30分未満」の場合は、通勤ストレスを感じない人が75%いるという調査結果もあります。

住む場所の近くで職場を見つけることも、自由な時間とストレスを軽減できる方法の一つなのかと思います。

もし、仕事探しをされている人がいれば参考にしてもらえれば光栄です。