コロナで陽性が確認されたトランプ大統領でしたが、10月11日の検査結果で自身が「完全に陰性になった」と明らかにしたと言います。
新型コロナウイルスに感染したアメリカのトランプ大統領は11日、検査の結果、自身が「完全に陰性になった」と明らかにしました。
引用元:ヤフーニュース
大統領選挙が3週間後の11月に控えていることもあり、この陰性の報告で注目で話題になっています。そして今後の展開も気になるところです。
トランプ大統領のコロナ陽性の経緯
10月1日に大統領顧問を務める側近ヒックス氏の陽性を確認しました。
先月にホワイトハウスで行われたトランプ大統領の連邦最高裁判事の指名を発表した記者会見に参加していたことが指摘されました。
これにより集団感染したのではないかといわれています。トランプ大統領の周辺で9人、少なくとも20人以上がホワイトハウス関連で感染したとされています。
このクラスターは「マスクをつけていない出席者が目立った」、「ソーシャルディスタンスが保たれなかった」と批判浴びることになります。
そして、トランプ大統領は10月2日に入院し、抗ウイルス薬の投与など治療を受け、まる3日で退院しました(6日)。
この後、「気分はとてもいい!」、「「COVID-19(新型ウイルスによる感染症)を恐れるな。自分たちの生活を支配させてはいけない」」などのツイートをしています。
選挙に復活をアピール
ヤフーの記事によれば、トランプ大統領はオンラインでのイベントに電話で出演し、コロナの陰性結果を報告し、
「回復を祈ってくれた人々に感謝する」
「会いに行く準備はできている」
などの復活アピールをしたとしています。
参考元:ヤフーニュース
この後は、アメリカ南部のペンシルバニア州やフロリダ州などを訪問していくということです。
トランプ大統領は有利に動くのか?
では、現在の選挙の状況はどうなのでしょうか。
最新の世論調査では、10日時点で、
・バイデン前副大統領 51.6%
・トランプ大統領 42%
となっており、バンデン氏が多くの支持を受けていることが挙げられます。
ちなみに先月末から比べて、コロナの影響で支持率に差が出たとも言います。
参考:NHK
トランプ大統領も陰性後の回復アピールにより、支持者の中には「愛してる」など声を上げるものもいると言います。
また、日本でも堀江貴文さんが自身のYouTubeチャンネルで、「トランプ大統領はコロナに感染したことはプラスに働くんじゃないだろうか」ということを述べています。
・トランプ大統領は70代と高齢だが、重篤化する可能性は高くない
・回復後にわかりやすく「コロナ負けなかった」というメッセージを出す可能性が高い
このようなことが動画で語られており、この要因で選挙も有利になるのではないかという見方をしています。
個人的には、早期に退院、回復・復帰宣言をしていることもあり、この予想は進行形ですが、現実になっているのかなと感じてました。
はたして有利に働いていくのでしょうか。
<参考動画>
まとめ
トランプ大統領の選挙復帰とコロナの陰性は今後の大統領選挙にどのような影響を及ぼすでしょうか。
11月上旬の大統領選挙まで目が離せません。