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【ローマ教皇】フランシスコ教皇の高い人気は「庶民派」にある

2019年11月23日、ローマ教皇であるフランシスコ教皇が日本に来日しました。

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が23日午後6時前、東京・羽田空港に到着した。ローマ教皇の来日はヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶりになります。

引用元:Yahoo!ニュース

これを受けて日本では「法王」と「教皇』と、2つの呼称が併用されているのを「教皇」で統一することを決定しました。

また、今回訪問するフランシスコ教皇は、世界でも大変な人気なのだそうです。

人気の理由は「庶民派」

フランシスコ教皇は、アメリカ大陸で史上初のアルゼンチン出身で、ヨーロッパ以外の地域の出身者が就任するのは1272年前にシリア出身のグレゴリウス3世(在位:731年- 741年)以来とのことです。

また、史上初のイエズス会出身の教皇でもあり、日本にも宣教を希望していたという話もあります。

人気の理由としては、「社会的弱者の救済」、「環境保護」を教会の役割とし、弱者目線でメッセージを発信するなどの取り組みをしている事が挙げられます。

また、自ら「エコ」を実践する教皇としても有名で、ツイッターなどのSNSでメッセージを発信するなど、庶民派な教皇としての人気もその理由の一つと言えます。

参考元:東洋経済オンライン

フランシスコ教皇ご自身のツイッターを使った発信などは庶民にとても親しみやすいと思いました。
前回のヨハネ・パウロ2世同様にフランシスコ教皇も海外訪問をしていて、小国を中心に回るというポリシーもあるようで、ここにも弱者目線の強い関心が伺えました。

日本の来日スケジュールと核兵器の廃絶の願い

日本の来日スケジュールを見てみると、東京→長崎→広島→東京のルートで首都を訪問します。

そして東京で「東日本大震災被災者との集い 」、「 天皇陛下との御会見 」東京ドームでミサ、イエズズ会会員との集いや上智大学への訪問をする予定のようです。

参考元:Vaticanニュース

フランシスコ教皇は核兵器の廃絶に力を入れる人物でも知られており、これまでにも「核兵器と大量破壊兵器の終わり」と「戦争にノー、和平にイエス」などの呼びかけを行っています。

また、2017年の年末には「1945年に原爆投下を受けた後の長崎で撮影された写真入りのカード」を教会関係者に配布して「核なき世界」の訴えを示していました。

参考元:朝日新聞デジタル

今回は日本では「長崎」と「広島」に訪問します。

この2都市は人類史上初、世界で唯一核兵器が実戦使用された都市です。

フランシスコ教皇にとって、被爆地の広島や長崎への訪問は意味深いものかもしれません。

ツイッターの反応は?

今回の訪問に合わせて各メディアでもについてフランシスコ教皇について報道されていますね。
ツイッターの反応をまとめてみました。

https://twitter.com/hiro07552827/status/1197788713595441153?s=20

 

お子様が抱きついちゃってます。

 

https://twitter.com/Antonio_Camillo/status/1179225183820881920?s=20

https://twitter.com/HiroshiMatsuur2/status/1177187650978992130?s=20

このようなツイートを見ていると世界中から人気なのも肯けます。

まとめ

世界中から人気の声が高いフランシスコ教皇ですが、庶民派で弱者目線なことは何より民衆を引きつけるのかもしれません。

今後の日本訪問でどのような顔を見せてくれるのか注目です。