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「ながら運転 」交通法改正、危険視されるのは通話と並ぶ「画面注視」

12月に入り、改正道路交通法が施行されました。

その内容は、スマホの「ながら運転」の罰則強化とのことです。

携帯電話の使用などにより、道路における交通の危険を生じさせた場合の「携帯電話使用等(交通の危険)」の罰則では、改正前の罰則は3か月以下の懲役または5万円以下の罰金だったものが、改正後は1年以下の懲役または30万円以下の罰金が課されます。

引用元:ヤフーニュース

「ながら運転」に対して厳しく取り締まるようになりました。

以前から、問題にされていきた内容でもありましたよね。

罰則強化により刑事罰の適用対象に

今回の改正により罰則は「反則金」を挟まず、刑事罰の適用対象となることになるようです。

というのも以前までは、交通規則違反者が増大した1960年台後半から「交通反則通告制度」が導入されていました。
この時期から自動車交通が一気に普及したので、軽い違反者に対しての刑事手続きが他の業務を圧迫していたためにこの制度ができました。

ですが今回の改正から、「ながら運動」での違反は刑事罰の適用対象となるので危険な行為として認知されていることがわかります。

違反点数も「携帯電話使用等」で2点から6点になりました。

また、走行中にスマホやカーナビを注視したりする行為に該当する「携帯電話使用等(保持)」も3点となり、罰金も上がっています。

参考元:ヤフーニュース

危険視されている「画面注視」

なお、近年では携帯やスマホでの通話よりスマホやカーナビの「画面の注視」が危険視されています。

電話機能を使った「通話目的」の事故は比較的少なく減少傾向にありますが、画像目的使用は2013年に比べて1.5倍、カーナビ注視も1.4倍と増加基調です。

引用元:think

これはスマホをカーナビ代わりにするケースなど電話目的ではない仕様が普及してきたことが主な原因のようです。

実際にスマホで漫画を読む「ながら運転」で死亡事故も発生しています。

「わき見運転」と違い、スマホで動画や漫画などの視聴は画面に意識が集中してしまいます。

このような状況だと周りが見えないことはもとより、危険への注意力が低下していまい、事故につながる危険性が増すのです。

世間の反応

世間の反応はどのようなものなのか見ていきます。

https://twitter.com/krtyobi3645/status/1200997783018205185?s=20

罰金も3倍になるようなので事故の原因になる可能性としても危険視されているのがわかります。

また、現役の運転手さん側からの意見もありました。

ほかにも、「この強化では、甘い!一発免停でも良いのでは?」というツイートもありしたね。

中にはこのようなツイートも見かけました。

確かに、私も体験したことありますが、信号無視してくる車両は怖いですね。

冤罪などを危険視する声も上がっていました。

まとめ

自動車での「ながら運動」に限らず、「歩きスマホ」や自転車での「ながら運動」はとても多いと個人的には思っています。

普段の生活でも自転車や道の真ん中でゲームをしている人も見かけますし、電車の乗り降りでもそのような行為はありますよね。

周囲が見えないことで思わぬトラブルに発展しかねないので気をつけて行動したいものです。