シン・エヴァが庵野監督作品で興行収入トップに?
新世紀エヴァンゲリオンに新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が累計興行収入100億を突破しそうな雰囲気と話題です。
2021年7月21日をもって終劇を迎える本作ですが、この記憶は庵野監督の作品では最高記録を更新しています。
あらすじをざっと解説、原作とのつながりが深い作品です
あらすじは前作の「Q」の完全な続きとして描かれています。前作の「Q」は冒頭から何がなんだかわからない感じの始まり方でしたが、今回はそんなこともなく続きなんだなとわかる感じが個人的にはあります。
とはいえ、シリーズを通してのつながりというよりかは、新劇場版エヴァの世界線の伏線を回収している作品とも言えるイメージはとても見応えがあるように感じます。
大ヒットの秘密は、ここにある!全作品をみた僕が考察します
個人的にこの「シン・エヴァ」がなんでここまで人々の心を捉えたのかを全作品を昔からみている僕に感想をふくめてみていきたいと思います。
「シン・エヴァ」を見終わった感想は、ある意味で原点回帰の作品だなと感じました。
登場人物は原作の世界から17年の月日が経っているので、新たな設定やキャラがいるのですが、一周回って原作に懐かしさに世界観が戻ってくる感じがしています。
また、ストーリーもオリジナルの設定でありながら、完結している漫画版の設定を彷彿とさせる内容だったり昔からのファンもしっかりと楽しめる内容になっているのも見逃せないところです。
このような細かい気配り的な演出が記録的なヒットにつながる要因になったのではないかと感じています。
SNSの反応
次にSNSの反応を見ていきたいと思います。
でもシン・エヴァのいくつかのシーンはTV版・旧劇へのセルフオマージュだったり25年後の回答だったりするので、見ないのはもったいない
— ワンタン鍋ヒト汁(油田が欲しい) (@watarinabe) July 6, 2021
さて…………
シン・エヴァ二回目みてきますw— エキセさん! (@ekisesan) July 6, 2021
結局なんやかんやでシン・エヴァ3回も見に行ったんだなぁ
(ちゃっかり薄い本ももらった)同じ映画を2回見に行くことはよくあるけど、3回見に行ったのは涼宮ハルヒの消失とシン・エヴァぐらいだな……
— のり (@noriBM67) July 6, 2021
このように、昔からのファンの観客がリピートして何回も見に行っているのが印象的です。
何回も見たくなる理由はなんでなのかと考えてみましたが、25年前に謎のままだったことや旧作を意識してオマージュされながらも、内容の多くが新しい展開になっていたりするので、見ている側としては予想できない展開だけども懐かしいという感情になるのかもしれません。
また、新劇場版でシンジくんの性格が変わってたくましくなったという印象が強いのですが、「シン・エヴァ」では更にまるで救世主のようにカッコ良いシンジくんがみれます。
そんな胸熱な展開も観客の心を鷲掴みにしたのかもしれません。
まとめ
新世紀エヴァンゲリオンに新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が累計興行収入100億を突破しそうな雰囲気と話題をご紹介しました。
最終公演は7月21日ということでもういくばくもないですが、僕もできたら、また見にいきたいなと思います。
そのくらいに旧作ファンでもしっかりと楽しめる作品だと思います。