アメリカとの問題を抱える中国のバイトダンスの運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のCEOケビン・メイヤー氏が辞任しました。
中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のケビン・メイヤー最高経営責任者(CEO)が就任から3カ月弱で辞任した。ロイターがメイヤー氏の社員宛ての文書を確認した。
引用元:Yahoo!ニュース
就任からわずか3ヶ月弱で辞任
ケビン・メイヤー氏は大手ウォルト・ディズニー<DIS.N>の動画配信サービス「ディズニー・プラス」の統括責任者で、6月1日にティックトックCEOに就任しました。
しかし、同年8月27日に社員宛に文書で辞任の決定を伝えたといいます。
次に就任するのはCEOはバネッサ・パパス氏
次の就任は暫定ですが、TikTokのゼネラルマネジャー、バネッサ・パパス氏が就くとのことです。
https://twitter.com/v_ness/status/1298990834021330949?s=20
上記はバネッサ・パパス氏のツイートです。内容はTikTokの暫定責任者に就任したことを述べています。
辞任の理由
ケビン・メイヤー氏の辞任理由は、どのようなものでしょうか。
従業員宛のメールで、「この数週間、政治的環境が激変し、私のグローバルな役割について考えた。このような状況下で退職することを皆さんに伝えるのは非常に苦しい」と語った。
引用元:ITメディアニュース
このように、「政治的環境の激変」というのが理由を考えるキーポイントになりそうですが、政治環境とは現在の問題であるアメリカを中心としたTikTok禁止、そして米企業への売却しなければ米国での提供禁止という大統領令がでたことと関係性はあるのではないかと考えています。
米国との交渉はどうなるのか?
TikTokの運営であるバイトダンスは現在。マイクロソフトとの米国でのサービス売却で交渉中のようです。
トランプ大統領は、「出自が米国の大企業が買収」この表明をしており、交渉には、
・マイクロソフト
・米Twitter
・Walmart
などが売却交渉に参入していると言います。
また、売却を進めるところとしては、
・カナダ
・アメリカ
・オーストラリア
・ニュージーランド
これらのTikTok事業は200〜300億ドルで売却する見込みがあるとしています。
参考元:ITメディアニュース
まとめ
今回のメイヤー氏の辞任で、「TikTok」はどのような展開をみせるのでしょうか。
11月までに何らかの動きがあると予想しますが、今後に注目です。