日本には全国どこにでも自販機があります。首都圏になると数メートル歩けば自販機に出くわすということも多いです。
そんな日本の自販機事情ですが、実は海外から来た人にすごい、感動すると驚かれると言います。
海外にある自販機との違いは?
これからの自販機市場はどうなるの?
今回はこんな声に答えていきたいと思います。
日本の自販機はすごいと言われる理由は、おもてなし精神の賜物だった
海外から日本の自販機はどのように思われているのでしょうか。
個人的に聞いた話でいえば、アメリカ人の知り合いの人が母国から遊びに来た時に初めて日本に降り立った時、缶コーヒーの味が感動的に美味しかったという話を知人から聞いたことがあります。
味のクオリティとバリエーションが豊富な日本の缶コーヒーは、日本でこそ、当たり前ですが、外国ではそれが常識ではないのだなと思ったエピソードでした。
他にもそういった話はあるのではないかと思い、調べてみるとJR東日本エキナカ自販機を中心に展開する「acure(アキュア)」の公式サイトに自販機の海外の反応について面白い記事がのっていたので、参考にしてみていきたいと思います。
約256万台もの飲料自販機が普及している日本。年間売上金額は約2.2兆円にものぼり、世界一の自販機大国といわれています。
世界一の自販機大国と言われる日本の自販機。たしかに首都圏でも郊外でも至る所に自販機がありますよね。
自販機のすぐ横に専用のゴミ箱が置かれているのに驚いた、ということも言われています。
海外では専用ゴミ箱というよりは決まったエリアにゴミ箱があるという感じなのでしょうか。日本の気遣いの精神が表れている場面でもありますよね。
さらに自販機の配置場所も日本の自販機は特徴的だそうで、海外は町の中や外に設置していることが少ないのです。
理由は、破壊されて中身を持っていかれてしまうからだそうです。
なので、海外では、施設の中や駅中に設置してあることが多いのだとか。
こうした設置場所1つでも、日本の治安の良さが際立ちます。
海外にある自販機との違いは、ホットドリンクがあること
アメリカは冷たいドリンクばかりなので、日本に来て、ホットドリンクが売っているのを見た時は驚きましたよね。あとは、コーヒーや紅茶、ジュース、お水など1台にいろいろなものが売っているのもいい! 何かしら自分の欲しいものが売っています
アメリカに限らず他の国でも、自販機ではコールドドリンクが主流です。フランスなんかだとホットは紙コップの別の自販機で販売されていたりするようです。
日本の自販機はコールドもホットもどれも同じ一つで売られています。海外から来た人はまずこれで驚くといいます。
確かに一つの自販機でコールド、ホットどちらも飲めるのは便利ですよね。
これからの自販機市場はどうなる?海外で流行のスマート自販機
実はこれまで、日本の自販機を褒めまくっていましたが、それは「飲料自販機」の分野に関してだったります。
海外では近年の新型ウイルスの影響もあり「スマート自販機」という文化が流行しています。
この次世代自販機と言われる自販機は、普通の自販機とは違い、「注文や決済もすべてアプリ上で出来る」自販機なんです。
なので、ボタンもなく、小銭や現金もいらないというスマートさを自販機に転用しているんですね。
サラダやサンドイッチ、調味料、食材、コスメなどに至るまで様々なものがスマート自販機で買えます。
日本ではまだこの文化は普及しておらず、原因はコンビニの便利さが自販機を上回っているので普及はしないだろうという見方もあるようです。
なので、日本は現在では「世界一の飲料自販機大国」なのだそうです。
個人的な感想としては、飲料自販機は便利ですが、スマート自販機も使ってみたいなと思いましたね。
感染症対策でもそうですが、スマホ決済と連動しているなら、スマート自販機独自のキャンペーンやクーポンもありそうです。
日本でもスマート自販機の普及を楽しみにしています。