そんな疑問にお応えします。
どうも、うさぎです。
僕は低所得で仕事のかたわらブログで書いています。低所得歴も人並み長く、社会人になってから10年以上は経過してますが、低所得歴も同じ歴を持っています。
(自慢して言えることではない。笑)
そんな低所得目線から、低所得について詳しく見ていきたいと思います。
低所得はいくらから?
まず、言えることは、低所得だからといって、悪いとか人生終わっているということがありません。
不幸か幸せかという定義もあまりないんじゃないかと思います。
だって低所得でも幸せな人は日本にたくさんいますから。豊かさはその人のここ次第でいかようにもあるのです。
とまぁいきなり脱線した話からはじまりましたが、ここから本題にはいりますね。
低所得の定義ってどこからなんだろうって思ったことありませんか?
いくつかの事例で見ていきたいと思います。
厚生労働省のデータは収入100万円以下
一般としては、住民税世帯非課税が基準になるとされているようで、
一人あたりの収入は100万円以下だと課税対象にならないのでこの基準が低所得の定義なのだという考えです。
また、厚生労働省が定めている生活に困窮する人に対しての保護制度んである生活保護制度の内容を見てみると、東京都の最低生活費は約158,000円ということなので年収200~230万円くらいのラインが低所得の定義として考えられます。
ただ、お子さんがいる家庭や家族を養う家庭の方はこの限りではありません。
ネットの情報は年収300万円が低所得者のボーダー
ネットで調べた情報では、手取り200~250万円の人が低所得の定義になるという意見が多いようです。
250万円を月でいえば、大体21万円くらいでしょうか。手取りなので、年金、雇用保険などが引かれるので、
年収300万円くらいの人は低所得ということになります。
日本の低所得者の割合は?
このネットでの基準の場合、日本人の低所得者はどのくらいいるのでしょうか?
国税庁の平成30年分民間給与実態統計調査では、年収300万円以下の労働人口は37%となり、4割に迫る勢いという結果になっています。
この人数は年々増加傾向にあり、これからも増えていくことが言われています。
これは個人的な感想ですが、派遣などの非正規労働者が増えると、賞与などが発生しないため、年収ベースで考えると低くなるのではないかと思います。
実際に僕は10年間くらい派遣社員の生活経験がありますが、ボーナスの概念が皆無でしたし手取りが時給で正社員よりも多いとも言われていることもありましたが、年収にするとやはり収入に差がでていましたね。
低所得者はどんな生活なのかは世帯に違う
生活環境での違いあり、環境で生活に余裕があるかが違ってくるといえます。
月20万円をベースに生活の余裕を貯金としてみていきます。
・独身の実家住まい→貯金もできてある程度の浪費もできる
・独身の一人暮らし→節約が必須でやっと貯金ができる
・既婚→共働きをしてある程度の貯金ができる
・既婚(子供あり)→子供の将来を考えるなら共働きしないと厳しい
このようになることがネットなどでは予想していたります。これはあくまでフラットな環境でしてここに学生時代の奨学金の返済なんかが出て来る場合もあります。
そうなると、いっそう厳しい環境になることが予想されますね。
低所得の派遣やアルバイトは正社員を選ばない?その理由は4つ
近年は低所得者の中にも正社員を選ばないで働く人も多いと言います。
正社員の方がボーナスや昇給などが出るのでトータルの収入は高いのになぜ正社員になりたがらないのでしょうか?
調べていくと非正規社員が正社員にならない理由がいくつかあげられていたので紹介します。
・低収入でボーナスが少ない(もしくはない)
・人間関係(コミュニケーション)がめんどくさい
・休みがとりづらい、拘束が多い
・福利厚生ついている場合が多い
こうした理由で、正社員にならない人が多くなっているのです。
もう少し詳しく見ていきます。
・低収入でボーナスが少ない
僕自身、派遣で働いていた時によく正社員の人と給料のことで話してたことがあります。
その中で正社員の給料は派遣社員よりも少ないということをネタにしていたことがありました(冗談で。)が、実際はそこまで大差はないことも多いのではと思います。
派遣社員は総じて時給が高めに設定されていると個人的には思うのですが、どの求人も区や県の最低賃金を上まわるものばかりだったりします。
中には残業手当で大きく時給が上がるところもあり、月収が大幅にプラスされたなんてこともありました。
あとはボーナスも入社して4年くらい経つ場合でも、寸志かボーナスカットという会社も実際に見て来ているので、そう考えたら正社員であるメリットってあるの?と思うこともわかる気がします。
・人間関係(コミュニケーション)がめんどくさい
社会で働くのに必須スキルであるのはコニュニケーションですが、派遣やアルバイトに比べて正社員はさらに対人関係は深くなっていきます。
責任のあるポジションになるには、報連相が必須ですし、営業などになると成績にも対人関係は関わってきます。
企業によっては団結や組織力を重視するところもあります。上司との信頼が重要になる場合も多々あるので、成績だけではなく(よほどずば抜けているなら別)、仕事以外の時間も気を遣う場面が多々増えていきます。
本来は、信頼関係を重視するような会社は才能や能力がなくても努力や立ち回りで社内に自分の居場所を見出すことができる環境でもあるのですが、近年はコミュニケーションが苦手な人も増えて来ているので、こうしたことを面倒くさいと思う人も多いようです。
・休みがとりづらい、拘束が多い
正社員はとにかく休みが取りづらいです。
サービス業ならシフトの調整の関係で、有給を使うことができない会社もありますし、製造業なんかでも人が足りない、忙しい部署にいくと、その人がいないと仕事が回らないという事態(オペレーターなどになると余計休むと仕事が動きません)になりますので、そういった場合は、冠婚葬祭以外は数ヶ月前から休み申請を出すなんてところもあります。
その点、派遣やアルバイトは責任のある役職になることはあまりないので、休みやすい環境ではあるのかなと思います。
まとめ
要点とまとめると、
・低所得者は日本人の約4割
・低所得者は厚生労働省のデータは収入100万円以下の人
・ネットの情報は年収300万円が低所得者のボーダー
・低所得者は正社員を選ばない理由はボーナスの少なさと人間関係
このようになります。
低所得者だから劣っているとか、そういうことは決してないですし、生活だって普通にできます。
ただ、家庭を持ったり子供ができるとなると共働きを検討したり転職を考えるなどの対策が必要になるのも現状です。
正社員も副業時代なんて言われていますから、自身の考えや行動が豊かさ生活の余裕に直結する時代なのかもしれませんね。