就活をしていると気になることのひとつに世間体というものがあります。
人には様々な価値観があり、ある人は「年収かこのくらいじゃないと」、またある人は「この大企業に就職することで世間に顔向けできる」なんていう人もいるかもしれません。
この記事では、世の中で言われている「世間体の悪い」 職業についてまとめてみました。
そもそも就活に世間体って大事?
仕事を選ぶ際に世間体を気にすることってあまりないと思います。大体が企業に就職して雇用にはいり、税金を払って、雇用保険と年金を払うのです。
なにも後ろめたいことはないですよね。
でも雇用形態や職種で、後ろめたさを感じてしまうことも場合によってはあるかもしれません。
たとえば、派遣社員やアルバイトで生計を立てているとか。
場合によっては後ろめたい感じになることもあるかもしれませんし、実際の体験から言えば、就活にも良い影響はないようにも思えます。
とはいえ、ネットで「世間体 イメージの悪い 職業」検索すると、結構ヒット件数が出てきます。
多くの検索件数がでるということは、人々の関心が高いということですよね。
世間体の 「悪い・良い」 職業はこれ
では、世間体の悪い・良い職業とはどんなものなのかを調べてみました。ネットやSNSの情報での独自の調べなので参考程度に見てもらえればと思います。
世間体のイメージが悪い職業
調べていくとわかったのは、結構みんな世間体を気にしているんだなぁというでした。
少しまとめると下記になります。
・水商売・風俗商売
・訪問販売
・押し売りコールセンター
・メールサイトのサクラ
・浄水器などのセールス
・YouTuber
・クリエイター(ブロガーなど)
・パチンコ店員
・飲食店店員、コンビニ店員
・長距離ドライバー
・派遣社員、フリーター
少し調べただけでもこのくらいありました。予想以上に多いというのが正直なところですね。
日本人、細かすぎない?笑
と思いたくなるのが心情です。少し詳しく見ていきます。
・水商売・風俗商売
中でも、どの世代にも上位にはいってくるのが「水商売、風俗商売」といった夜のお店で働く職種です。
一応、サービス業でもありますが、やはり昔から世間体はよろしくないイメージはありますよね。
・訪問販売
いわゆるセールスマンのことですね。お店が個人宅に訪問して営業をかける職業です。
営業職の中でもかなり難しくて過酷だとも言われてます。(昔営業だった時に上司が話していました)
・押し売りコールセンター
こちらは、電話での営業活動ですね。法人や個人に電話をかけてサービスの営業をする仕事でしょうか。
コール音と営業業務が苦手の僕にとっては一番やりたくない仕事のひとつです。
メールサイトのサクラ
ひと昔まえの出会い系サイトのサクラのような仕事です。いまでも出会い系サイトってあるのかわかりませんが、僕が学生のころ(12~3年前)は知り合いの人がサクラの仕事をしていたり、会社を経営したりもしていました。
・浄水器などのセールス
これは訪問型のセールスなのですかね。デパートでよくやっているウォーターサーバーの営業ではなさそうです。
現在はアマゾンなどのネットショッピングや電気屋でも普通に購入することができる浄水器です。
訪問で、工事も含めてセールスするといった内容なのかもしれません。
・YouTuber
小学生のなりたい職業上位のYouTuberですが、世間体のわるい職業でも上位に入ります。
運営という視点にたてば、個人事業主のようなものなのでしょうか。でももう少し違うという気もします。
仕事として見るなら、職業というよりも副業の手段という感じでしょうか。もっとも、稼いでいると本業と副業(YouTube)の収入が逆転することもあり得ます。
クリエイター(ブロガーなど)
個人で運営しているブロガーや動画配信者などは、好きなことで生活しているということで、憧れの仕事かもしれません。
しかし、それで生計を立てている人が一握りなので世間体としては良いとは言えないかもしれませんね。
もっとも副業や趣味で活動することで楽しむにはとっても素敵なコンテンツではあります。
・パチンコ店員
ネットで検索すると結構多いのがパチンコ定員の仕事です。これは一応理由もあり、
パチスロの規制が緩かった時代にギャンブル性が高く、負けて多額の借金をする人も多かったので提供するお店にも悪いイメージがついたのだとか。
現在でも遊戯場という位置付けですが、パチスロはがギャンブルという認識もありますよね。
・飲食店店員、コンビニ店員
意外だったのが、この飲食店の店員さんが世間体が悪いと言われることです。
理由としては、「無くなっても困らない」、「将来性がない」、「誰でもできる仕事」ということ世間体が悪いイメージがあるのだそうです。
確かにこれから自動化の時代になり、レジやウェイターなどの業務はなくなるかもしれませんよね。
個人的には、「無くなっても困らない」とも「将来性がないとも思わないですし、「誰でもできる仕事」だから世間体が悪いって思いませんが。
誰でもできる仕事をするって素晴らしいことです。
・長距離ドライバー
こちらも意外だった職業です。長距離ドライバーってかっこいいと思っていたのですが、世間ではイメージが悪いようです。
なんでも、将来何になるかを親に相談すると「トラックの運転手なんて絶対にダメだ」とか「底辺の仕事だね」なんて言われることもあるそうです。
この方々がいるから運搬業は成り立っているのにひどいですね。
しかし、理由もしっかりあり、その一つは「昔のイメージが今だに浸透している」ということなのだそうです。
昔は交通規制もルールも緩く、特攻タクシー、特攻トラックなんていた時代です。速度制限も無視してガンガン飛ばしたり、煽り運転などはよく目にしていたと言います。(昭和30年台にタクシーの運転手をしてバリバリ稼いでいた父がたのお父さんの証言)
この時のイメージが根強く残っているから、「トラックドランバーは危ない、ガラが悪い」と言われるのです。
最近では、リミッターも付いて速度も出せなり、どの会社も制服を着せ、もちろん交通法も厳しくなったので、イメージを払拭するくらいの変化をしていると言います。
・派遣社員、フリーター
いわゆる、非正規雇用の方々です。
理由は将来性がないことや安定がない、いつ仕事がなくなるか分かんらないということが世間体を悪くしてる原因だと言いますし、僕個人的にもこれは感じます。
その仕事の見つけやすさと雇用更新期間の短さで継続するかを自由にできるので、職場のミスマッチに対応することが簡単なのはメリットです。
しかしその自由さゆえにずっと派遣の仕事をしている人も見たことがあります。
実際にところ、給料は手取りが少ないわけではないのですが、ボーナスと昇給がないので年間所得は下がることと、やはり日本では正社員が安定するというイメージが先行している文化なので、世間からの目が厳しいと思います。
まとめ
日本人か思っている「世間体の悪い」 職業について調べたことをまとめてみました。
・安定していない職業
・怖い、わるいの悪いイメージがある職業
・将来性を感じられない職業
・誰でもできる職業
この辺りが、世間体が悪い職業と言われるものなのかなと感じました。
個人的に思ったことは、過去の印象のイメージそのままに見ている場合や、何か特別な内容の仕事(だれでもできない仕事)をしていないということで印象づいているケースもあるのかなと感じました。
これも個人的に思った感想ですが、周りが「将来性を感じられない」、「誰でもできる」といった仕事でも本人がその仕事に誇りをもって自信とプライドを持って仕事をしているとすればそれは素晴らしいことですし、世間体が悪いと一面で片付けて良いことではないと思います。
とまぁ、なににせよ世間体は就活や転職、その後の人生にも大きく関わることなので、押さえて活用できればスムーズな人生を構築できるかもしれませんね。