2020年10月16日、iPhone12の予約が開始されました。性能を簡単に前作iPhone11・iPhone11proと比べると、
★iPhone12mini/iPhone12(Proと共通)
・5G搭載(sub6のみ)
・A14チップを導入
・角ばった縁のデザインに変更
・Dolby Vision(ドルビービジョン)撮影
・フロント(自撮り)でナイトモード
・広角・超広角両方でもナイトモード
・細部をより鮮明に撮れる(Deep Fusion)
・HDR機能が向上されている(スマートHDR3)
・マグネット化されていてアクセをつけられる(MagSafe)
・ライトニングケーブルの端子がUSB-typeC
・アダプタが入っていない
・箱が薄くなっている
★iPhone12pro/proMax
・ディスプレイ耐落下強度が4倍
・医療に使われるステンレススチール(側面)
・一眼レフのようなRAW撮影に対応(AppleProRAW)
・強力な手ブレ補正
・夜でも綺麗に撮影できる(性能87%UP)
・5倍の光学ズーム*proMax(11Pro・12proは4倍)
・よりリアルにARアプリを楽しめる(LiDARテクノロジー)
・オンラインのスニーカーなどの商品を画面上で試着する(LiDARテクノロジー)
・ナイトモードのポートレートが撮れる(LiDARテクノロジー)
このようになります。今回はこの内容と発売日・料金を詳しくみていきたいと思います。
5G搭載でリアルで身近に利用
iPhone12は、5Gが初搭載されています。
日本モデルでは、広範囲の通信に特化した「sub6」のみの対応になっており高速な電波に特化した「ミリ波」は非対応になっています。
A14チップをスマホで最速導入
iPhone12の搭載されているA14チップは、スマホの中で最速に導入しており、何兆もの演算を高速処理できます。
また、映像撮影時などは、Dolby Vision(ドルビービジョン)規格で撮影することができ、よりリアルさで情景を感じられるような仕上がりになります。
電力効率も向上していてバッテリーの持ちも良いです。
「SuperRetinaXRDディスプレイ」で画面がキレイ
iPhone12は、「SuperRetinaXRDディスプレイ」が搭載されています。これはOLED(有機EL)ディスプレイで明るさのコントラストが鮮明になり液晶よりも画像がキレイに写ります。
iPhone11ではproシリーズのみの採用でした。(iPhone11は液晶)
ちなみにiPhoneの液晶画面は
・液晶ディスプレイ
・有機ELディスプレイ
の2種類あり、iPhone12からはproシリーズでなくてもOLED(有機EL)ディスプレイ対応です。
【動画編集】映画の技術が手のひらで楽しめる、Dolby Vision(ドルビービジョン)
「Dolby Vision(ドルビービジョン)」は映画やドラマなどで用いられる手法で、リアルさで情景を感じられるような奥行きとディテールを表現するために、最大で1,000倍以上のコントラストで表現している規格になります。
iPhone12ではこの規格を搭載して、よりリアルな動画を撮影することが可能になっているようです。
【写真】ナイトモード・Deep Fusionでより鮮明に
写真の性能も向上しています。
広角・超広角・フロント(自撮り)でナイトモードが使えます。
これに加えproシリーズでは「LiDARテクノロジー」によりナイトモードでポートレート(対象にピントを合わせて
鮮明にする技術)を使うことができます。
また、「Deep Fusion(ディープフュージョン)」の細部を鮮明に写す機能によりさらにリアルで鮮明な写真が昼でも夜でも撮影可能になります。
火星表面を測る技術「LiDARテクノロジー」を搭載
iPhone12には、「LiDARテクノロジー」が搭載されていています。
この機能は、光の物体に当たって跳ね返ってくるまでの時間を用いて技術を用いて対象物までの距離を計測する技術です。
これにより、リアルタイムに周囲の状況や対象物までの距離や位置、形状などを把握することが可能になります。
参考元:自動運転LAB
これを応用してiPhone12proでは、
・ARアプリが鮮明に
・ナイトモードでポートレート撮影が可能
・画面のアイテムを試着する
などができるようになるそうです。
iPhone12の料金は?
iPhone12には4種類のスペックがありますが、それぞれで値段が異なります。
価格は全て税抜です。
項目名 | iPhone12ミニ | iPhone12 | iPhone12pro | iPhone12proMax |
---|---|---|---|---|
64GB | 74,800円 | 85,800円 | ||
128GB | 79,800円 | 90,800円 | 106,800円 | 117,800円 |
256GB | 90,800円 | 101,800円 | 117,800円 | 128,800円 |
512GB | 139,800円 | 150,800円 |
このようになっており、Apple Storeで購入する場合はこの料金からのなります。
iPhone12の発売日は?
iPhone12の予約・発売日もスペックにより異なります。
iPhone12ミニ | iPhone12 | iPhone12pro | iPhone12proMax | |
予約開始 | 11月6日 | 10月16日 | 10月16日 | 11月6日 |
発売日 | 11月16日 | 10月23日 | 10月23日 | 11月16日 |
上記のようにiPhone12・iPhone12proは予約開始していますが、iPhone12ミニとiPhone12proMaxは11月6日からの予約になります。
ネット・SNSの反応
ここからはSNSの反応を見ていきます。
https://twitter.com/chottomo_40/status/1316376807063519232?s=20
https://twitter.com/shinnosukee3/status/1317377479703552001?s=20
https://twitter.com/sabako3800/status/1316498589435092992?s=20
iPhone 12 Proでカメラが光学4倍!!!!!?と思ったら標準カメラ換算だと2倍じゃないですか…
それ11 Proとさほど変わらないかと…
(カメラ性能が異なる12 Pro Maxは2.5倍)— はやぽん (@Hayaponlog) October 13, 2020
カメラ性能の向上は目立っているけど、それ以外はiPhone11とあまり変わらないという意見や、求めているものはこれではないといった意見がありました。
あとは、「iPhone12mini」が欲しいという声も多い印象でしたね。「iPhone12mini」は大きさもiPhone8よりも小さいので、小さめのiPhoneは今でも需要ありそうです。
まとめ
今回はiPhone 12の4種類を性能・値段を比較してみました。
カメラのナイトモード、Dolby Vision撮影などの性能面での向上がかなり目立っていたと思いました。
個人的には、動画編集や写真の画像編集などもする人には、デジタルカメラやビデオなどに代わりになると感じました。手のひらのデジカメ内蔵タブレットみたいな感じでしょうか。
その反面、クリエイティブに使う人向けなのかなとも感じています。