コロナ関連

激減した世界の大気汚染、新型コロナで外出禁止の影響

世界中で外出禁止、その影響で大気汚染などの地球環境は改善されていっています。

インドの大気汚染激減

インドでは3月25日からロックダウンが始まっていますが、全土の工場や市場、店舗、礼拝施設のストップ、交通機関の制限により、深刻だった大気汚染物質は数日間のうちに激減したと言います。

参考元:CNN

インドのデリー首都圏では、2019年11月の時点で「デリー首都圏のアルヴィンド・ケジリワル首相は、「大気汚染が耐えられない水準まで達した」として、一時期は、自動車の通行規制や休校などがされていました。

中国の大気汚染激減

1月下旬〜2月にかけて、工場、移動の禁止などの感染予防政策が取られていたことにより、河口の水質や大気汚染が改善したことにより、青空が多い日が続くなどの影響が出ていていたと言います。

参考元:SankeiBiz

また、大気汚染が改善されたことにより5〜7万人以上の早死するリスクが軽減される可能性があるとしています。

欧米の二酸化窒素排出量が激減

感染拡大防止のため、外出制限、禁止をしているイタリアや米国でも二酸化窒素排出量が激減しました。

車の通行量や生産活動の低下により各国の上空にあるy大気が綺麗になったのです。

参考元:ウェザーニュース

今後はどうなるのか?

この状態が地球環境改善につながっていることは確かのようですが、一時的なものであることは明白です。

ですが、今後の経済活動において、大気汚染を悪化させる政策の代わりになる手段に注目していくことが必要だということも言われています。

また、アフターコロナでの政策は環境的なものは後回しになるということも言われています。

「気候変動は後回しになるはずだと思う。この場合、景気刺激策がクリーン・エネルギー活性化に使われるという希望はあまりない」と、オスロ国際気候環境研究センター(CICERO)のグレン・ピータース教授は言う。

引用元:BBC

インドや中国でも一時的に、大気汚染はクリアになってるものの、再び生産が動くだすと、汚染は戻るということも懸念されています。

大気汚染の考え方

大気汚染は、主に粒子状物質であるPM10、PM2.5(微小粒子状物質)濃度が一定の環境基準を超えたときに起こることが考えられています。

濃度の高い地域では、PM2.5の影響などから呼吸器系などへの悪影響が出る可能性や、視覚的にも深刻な大気汚染では青空が消えることもあります。

SNSの反応

ツイッターの反応を見ていきます。

まとめ

現在の生活環境で、世界中の大気汚染が改善されていることは、人間1人1人の行動で地球環境は改善されることを意味するのなるのかと感じました。(そんなに単純なことではないのだと思いますが、)

リモートワークの習慣化や太陽光、風力発電のエネルギー供給が地球環境改善につながる素材になり得るということも考えられるのではと思います。