米国では、amazonの販売支持に対する陰りが見えており、世界最大の小売スーパーマーケットチェーンで知られるウォルマートがネット通販を強化してきているようです。
アマゾンを苦境に追い込んでいるのは、長年、激しい火花を散らしてきたライバル、ウォルマートのようだ。この調査によると、ウォルマート(ネット通販か実店舗、あるいはその両方)よりもアマゾンでの買い物を好むと答えた人は全体の45%にとどまり、18年の53%から下がった。つまり、今では米消費者の過半数が、買い物の場所としてアマゾンよりもウォルマートを選ぶようになっているということだ。
引用元:Forbes JAPAN
ウォルマートの買い物の割合が過半数を超えていることが注目ですよね。
こうした動きは「amazon 離れ」とウォルマートのネット通販の強化が関係しているのかと個人的には考えています。
<ツイッターの意見>
自分もトレダージョーズとウォルマートばっかり行っており、たまの通販でしかAmazon使ってないですがみんなどうしてんだろ。 https://t.co/1fYHGRHGv0
— Daichi (@normalian) November 13, 2019
米ウォルマートの決算が良い。完全にAmazonに対して反撃に転じている。戦略の要は「BOPIS」Buy Online Pick up In Storeの略。ネットで注文と決済をし、店舗で商品を受け取る。「広い店内で自分で商品を探して購入しなければならない」顧客の痛みを解消し、ネット通販の即日配送の痛みをぐぢぐぢするw
— 柳澤安慶(二丁目ではヤナティ) (@ankeiy) November 15, 2019
日本でも、「amazon離れ」が少しづつ来ているのかもしれませんね。
ネット注文→お店受け取りの流れは画期的です。
ウォルマートの自己改革とネット販売
ウォルマートは1960年代から2010年までに4000店舗以上のお店を出店しましたが、2015年には45年前の上場以来初の売上減を経験しています。
これにより、ウォルマートは新たな環境に適応するための自己改革に取り組んでいる一環としてネット通販に力を入れており、amazonと遜色ない「無料の翌々日配送サービス」などをしてきているようです。
日本では、楽天市場に昨年にウォルマートが出店してますよね。
これが顧客を引き寄せる一因になっていて、この流れで業者側もウォルマートのマーケットに展開する動きが出てきています。
参考元:Forbes JAPAN
業者側のサービスはamazonが強い?
しかし、業者側のサービスはamazonの方が優れていると言えそうです。
というのも、amazonにはマーケティングプレイスを20年してきたノウハウがあり、出品アカウントの管理する「セラーセントラル」や「売れ筋ランキング」などのツールが充実しています。
ウォルマートもこうしたマーケティングプレイスのツールがあります。
さらに最近では、「売れ筋ランキング」も出てきたということです。
参考元:Forbes JAPAN
これらのツールは業者側からすれば、出店しやすくわかりやすい方が良いですよね。
そういった意味でもamazonはまだまだ大きなプラットフォームですが、ウォルマートもマーケティングプレイスや、レビューなどのツールを使って、どんどん成長してきているという印象です。
まとめ
現在では楽天市場でウォルマートが展開されており、限定商品もあります。
こうした流れでどんどんネット通販に力を入れていってるようですね。
今後のウォルマートのネット通販の展開はどのようになるのか注目です。