ファッション

【洋服レンタル】購入もできる特徴的なサービスモデルとは?


アパレル業界が苦戦を強いられている中、「洋服レンタルサービス」が注目を集めています。それも企業と消費者双方に。
今回はそんな「洋服レンタルサービス」の利用する特徴やサービス目的などをみていきたいと思います。

この記事の要点

・「洋服レンタル」ってどんなサービス?
・服レンタルサービスの特徴と使い方
・情報データの集積と解析で購入後のサービスを意識

「洋服レンタル」が注目される理由

今回のコロナ感染拡大の影響でアパレル企業が軒並み苦戦していることで、「過剰に在庫が残る」ことを改善する一環で、「洋服レンタル」や「在庫処分」サービスに流入しているといいます。
これにより、「レンタルサービス」の仕入れが増加したり、取扱いが難しかった高級ブランドが参入してくるなどの状態が起こっているようです。
参考元:Yahoo!ニュース

洋服レンタルと聞いてどんなものを想像しますか?

・「TSUTAYA」のようなレンタル形式?
・料金とか買うより安い?
・そもそもレンタルってなに?どう使うの?

こんな感じで考えていました。
なので、人気の洋服レンタルサービス「air closet」をしらべてみました。

洋服レンタルサービス「air closet」

特徴としては

・「TSUTAYA」のようなレンタル形式?
・料金とか買うより安い?
・そもそもレンタルってなに?どう使うの?
・月定額制(サブスクリプション)
・20〜60代をターゲットにしている
・300ブランドで10万着以上にアイテムが揃う
・事前に体系やテイスト・好み・サイズを登録
・それをもとに在籍してるプロスタイリストが選定
・クリーニングの必要なし
・気に入ったら購入できる
・コースによって交換回数が違う
・S~3lまでサイズが揃ってる
・このサービスは女性服のみ

という感じです。
サブスクで月額を払ってる期間はレンタルが出来て(1回3〜5着)、気に入ったらそのまま購入できたり、過去に着た服も購入できます。しかも、スマホ1つで、「レンタル注文」から「配送」まででき、「交換する」際のクリーニングもしなくてOKというサービスです。
また利用している層は「30〜40代」の利用が多く、幅が大きめの「プラスサイズ」も用意があります。
参考元:air closet公式サイト

レンタルだけではなく、買うこともできるのがミソ

面白いと思ったのが、レンタルだけではなくて「購入できる」という点でした。
人って使っていると愛着でてくるもので、ついつい欲しくなったりしますよね。レンタルで普段から着ている服なら尚更かもしれません。

こうした欲求を満たしてくれるのは消費者からすれば結構嬉しいものだったりします。
それに「購入したいけど、使うのかわからない」などで悩んでいてもレンタルして実際に生活で着ることができるのも良いですよね。
何回の着てみてやっぱり欲しいと思えば購入すれば良いわけです。

ポイント

・レンタルだけじゃなく、欲しいと思えば購入できる
・使うか分からなくて着れてなかった服も着れる

情報データの集積と解析が活かせるモデル

展開する企業側も、

・顧客データのデジタル収集
・小売以上のものを提供(リピーター)
・フィードバックの蓄積

などを重点的にしていると感じます。
参考元:日経ビジネス

顧客管理は店舗などでしていても、かなり大変な作業になりますが、登録制でデータ化されているので収集や解析が活用できるモデルだと思います。
これにより、実際に利用したお客さんの「好み」・「傾向」・「必要なニーズ」などが分析できます。
これは販売などでも「リピート顧客」を獲得するための大事な作業にもなり、お客さんの満足度もあがります。

まとめ

このコロナ感染拡大で、アパレル業界も過剰在庫を「洋服レンタル」などに
流入していることもあり、今後はブランドを開示しての洋服レンタルも普及していくかもしれません。
様々なブランド服をレンタルして使っていくような時代も来るかもしれませんね。