就職活動をしていると、うまく行かないこともあります。
僕の場合は主に書類選考で落とされることの連続で凹んだこともしばしばでした。
そんな時にふと気になった言葉がありました。
それは、「今回、残念ながらご縁がありませんでしたが〜」
という企業様からのお断り文章の中の「ご縁」という言葉。
お断りの定型文としてもよく使われるのですが、このご縁という言葉は結構就活や仕事をする上でも大切なワードなのではないかと思ったんですね。
人との縁、巡り合わせで人生はつながる
「縁」とはどんな言葉なのか、ネットの辞書を調べてみました。
・結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。
・原因を助成して結果を生じさせる条件や事情
・そのようになる巡り合わせ
・関係を作るきっかけ
・人と人との関わりあい
ふむふむ、人との関わりあいで、結果につながる原因や条件を作るということですかね。
その用語が企業の雇用などでは結構使われているもの日本らしいという感じですね。
実際に企業の面接などいくと、もし「ご縁があって会社に入ったら」とか「これも何かの縁だと思います」などの言葉もよく聞きます。
その言葉が示している通り、人との縁は仕事をしていく上でも大切ということになるのではないかと感じています。
就職活動で「縁」を活かすには?
では、就職活動で縁を活かすことはどのようにすればよいのでしょうか。
それは「普段からコミュニケーションをしてこうゆう関係を気づくこと」と「相手目線の、こちらの評価を素直に受け取る」ということだと最近は感じています。
僕の場合は、同じ職場の人とのコミュニケーションを積極的に取るように身体が勝手になっています。
なぜなら、ひとりで業務をすることが難しいので、人に聞きながら、そして積極的に周りのサポートに徹することで仕事を円滑にすすめる方が性にあっているからです。
そんな感じでコミュニケーションを取ると相手に感謝できますし、こちらも感謝でお返ししたい気持ちになります。
そんなことを繰り返していくうちにだんだんと交友を深めていくのです。
あとは「相手目線の、こちらの評価を素直に受け取る」ことですが、これは正直苦手です。
僕の場合は、結構見た目などから好印象を持たれるのですが、仕事内容が追いつかなかったり、期待にそぐわなかったりすることが過去にたくさんありました。
こちらからしたら、勝手に相手が期待して、勝手に評価したまでの話なのですが、それかそれで結構凹みます。
しかし、この相手からの期待をモチベーションに変えることで思わぬチャンスが舞い込んでくることもあるんだと気づきました。
周りの意見や印象って自分が気づいていない部分を教えてくれる大事なファクターなので、謙虚に素直にその意見にのっかってみることで自分のもっていたステレオタイプから抜けら出すことができるきっかけになるのです。
就職活動の不安を「縁」でモチベーションに変える
人との縁はチャンスであると書きましたが、それを活用して就職活動の不安をモチベーションアップに変えられたりもします。
僕の場合は、紹介や勧めなどをありがたいことにもらえる縁も人生でいくつか経験してきました。
実際の例だと、派遣の仕事が満期終了するタイミングで同じ職場の派遣の人から、よく利用する派遣会社を紹介してもらったりしました。
そこで仕事の面談が決まった時に、「お礼の報告をしたしました。
その時に、「あの人の紹介で入ったのだから簡単にはやめれない」と感じました。
そして面談とシフト調整になった時に、その意気込みを派遣担当の方が見ていたのか、正社員の雇用を進めてきたりもしてくれました。
(これはもしかしから、リクルート活動の一環なのかもしれませんが。)
新しい場所で仕事を始める時はどうしても不安が付き纏うものです。
仕事を覚えられるのか、ということもそうですが、必ず発生する「わからないこと」に対しての唯一の対処法である「コミュニケーションが0の状態からスタート」なのでそれは当たり前です。
その不安をこうした期待をかけられることを自分の中で「ここで頑張れば正社員としての選択肢が増える」というモチベーションに変えることで、目の前の障害(ここで言うところだと「仕事での不安」)を小さなものとして捉えることができたのです。
「縁」が生きていれば必ず出会う、チャンスにするのは自分次第
まとめると、「縁」が生きていれば必ず出会う、チャンスにするのは自分次第ということです。
縁を作るのは
・まずは自分のできることを一生懸命取り組む
・積極的なコミュニケーションと感謝
・周りからの印象や提案を受け入れる
このようなことをしていけば、自ずと「縁」を結びつけることができると思います。
その「縁」を就職活動に活かすこともできるということ。どうぞ、就職活動にも取り入れてみてくださいね。