コロナで隔離生活時のホテルでの食事が、色々と議論されてきました。
各自治体により、内容や投入予算が違い受け入れ先のホテル独自の内容なんかもあります。
そんな中、飲食デリバリーサイト「出前館」がコロナ隔離の宿泊付きプランを開始しました。
この記事では、コロナ隔離弁当の問題点と、『出前館』のサービスについてみていきたいと思います。
コロナで隔離生活をしている時の食事事情
コロナ感染防止策でホテルなどを利用している人たちは一体どういった食事をしているのでしょうか?
新型コロナウイルス感染患者のうち、軽症者や無症状者については宿泊施設でのホテル代や食事代はかかりません。
基本的に外出は認められていないため、コンビニなどにもいけませんので、食事は配給になります。
なので、多くの自治体がお弁当を朝昼晩と配給しています。ですが、コロナ隔離の食事で始まった当時は、様々な問題点もあったといいます。
ホテルで提供される弁当の問題点とは?
ホテルで出されるお弁当が場所や日によって油っこいものが多かったり、野菜少なめの内容だったりしていたそうです。
中には高齢者の方やアレルギーを持っている方もいるので、食事を選べないことを考えると少し健康的にはどうなのだろうという内容もあるらしいです。
実際に大阪府では、2021年の1月頃までSNSでこういった内容のコメントが出ていました。
大阪コロナ隔離療養者に出されてる弁当1食1500円の税金使われてのにどう見ても300円以下の飯で笑った
業者が1000円近く抜いてるんやろなぁ pic.twitter.com/SeIzF66UH6— 流石ですわお兄様² (@siguiinquisitor) January 26, 2021
大阪府では1食1,500円の食費を当てているようで、それに対しての栄養バランスなどの指摘が多かったです。
1食1,500円もかけてくれているという点で、貧困人の僕からしてみればこの上なくありがたいと思うのですが、それにしては栄養偏りすぎじゃない?ということなのかもしれません。
あげものとかが多いとやはり高年齢の方々や体調不良気味の方はつらいかもしれませんね。
しかしながら、クレームの多かった大阪府のお弁当は2021年2月に改善されて、野菜多めか揚げ物多めを選択できるようになりました。
出前館とコラボした「2週間コロナ隔離送迎付き宿泊プラン」
コロナ隔離宿泊サービスの大手「株式会社FEEL JAPAN」のプランに日本の宅配ポータルサイト「出前館」とのコラボがじわりと話題になっています。
「株式会社FEEL JAPAN」はもともと1-2週間滞在する外国人観光客向けに貸し出していた部屋をキッチン・調理器具・食器類・洗濯機等の生活に必要な設備が揃った状態で宿泊することができるサービスです。
「海外からの渡航者に対する14日間の規制」の待機隔離の方向けのサービスのなっています。
送迎や風呂、Wi-Fiも完備されているのでテレワークなどもできます。
実績もあり、サービス開始から現在までに合計2,000組、合計30,000泊の利用があります。
このサービスに「出前館」とのタイアップで「お弁当宅配プラン」がリリースされました。
主な宅配サービス内容は下記の通りです。
・14日間、昼(11:45~12:15分頃)と夜(17:45~18:15分頃)に毎日宿泊先に配達
・非接触型の玄関前に置く「置き配」
・「出前館お任せ」で毎日違ったお弁当をお届け
・アレルギーなども事前の問い合わせで対応
このような内容で日替わりの美味しいお弁当を宅配してくれます。
現在は、「海外からの渡航者のみのサービスですが、展開規模の拡大で軽症者や無症状者の利用可能になることに期待したいですね。
まとめ
この記事では、この記事では、コロナ隔離弁当の問題点と、『出前館』のサービスについてみてきました。
隔離患者の食事問題が難しいと改めて感じました。出前館のコラボは栄養面でも良さそうですよね。
月日が経つごとに改善されているということなので、今後の期待と、
一刻も早いコロナ終息を願っています。
今回参考にしたYouTube動画を下記に載せておきますので、興味あればご覧ください。