就職・仕事

【フリーターからの就活】企業が求めるもの、派遣社員と正社員の違い 

雇用の違いで、正社員と派遣社員があります。

雇用形態の違いがあり、一般的には「長期の雇用を目的に人材を取る」のが、正社員です。

それに対して、「短期雇用を視野に入れた人材力」なのが派遣社員です。

この2つは労働力としては共通ですが、働きてとしては、福利厚生や賞与といった面で違いが出てくることが多いです。

この記事では、実際に就職アドバイザーのプロである就職エージェントさんに実際を利用して聞いた内容を参考に、

企業側から見た正社員と派遣社員の求めているものの違いを見ていきたいと思います。

あまり正社員の経験がない方はこの記事を読めば正社員の仕事の役割がわかるとお思います。

正社員に求められるのは「変化に応じて対応できる人」

企業側が正社員雇用の人材に求めることは、ズバリ「変化に応じて対応できる人」です。

正社員は長期雇用を前提としています。

そのため、企業側も経営をし続ける中で様々な変化が起こります。

その基盤となる正社員の人材には変化に応じて動ける柔軟性が求められるのです。

小売り店で言えば、メインの仕事が品出しだとしたら、その仕事がいくら好きでも、レジスタッフが欠損したら正社員がその補充を行わなければなりません。

このように柔軟な対応が必要になり、経験が豊富になりますが、覚えることも多くなり本当にしたいことだけをすることが難しくなります。

また、部下の育成や教育、マネージメントもこれに含まれます。

この後説明する派遣社員やアルバイトの人を動かす立場になることもあり、社歴を増すごとにその割合が多くなっていく傾向にあります。

次に派遣社員の場合を見ていきます。

派遣社員に求められるのは「早さ、的確さ、作業量」

企業側が派遣社員雇用に求めるのは「早さ、的確さ、作業量」です。

短期雇用もしくは、契約更新の雇用であるため育成や教育といったことは企業側には求められません。

なので服装なども規則も場所によっては自由に近い現場もあります。

スキルはもっぱら、作業量が求められます。

丁寧かつ、スピードが早くて、真面目に稼働する人はとても重要視される傾向にあります。

仕事ができてなんぼの世界とも言えますが、1つの担当を淡々と作業することも多いので1つのことだけしたい人には働きやすい環境でもあります。

正社員が柔軟性を求められるのに対して、こちらは作業スキルといった感じだと思います。

例えば、レストランで正社員雇用だった人が、ウエイトレスだけをしたいという理由でアルバイトに契約変更したことが過去の職場でありました。

この場合はアルバイトでしたが、派遣社員もこのような感じです。

最近、増えているフリーランスという生き方

就職エージェントの担当の方いわく、最近、名前が知れててきたフリーランスという生き方は、後者で説明した「派遣社員」の働き方に近いと言います。

実際は雇用形態自体が違うので別物ですが、共通することは「切り出し型」の働き方ということです。

元々、1999年に派遣法が改正されるまでは、一部の特化したスペシャリストの雇用形態だったのが派遣社員ですし、その延長として専門的な分野での独立したのがフリーランスということもあるようです。

まとめ

まとめると、

○正社員に求められるのは「変化に応じて対応できる人」

○派遣社員に求められるのは「早さ、的確さ、作業量」

このようになります。

就職活動で何かの参考になれば幸いです。