企業面接で「10年後のビジョン」などの質問に答えられるか不安。そんなに明確なこと考えていないし。
そんな悩みありませんか?筆者は就活していた時に「自己アピール」や「10年後のビジョン」などで猛烈に苦戦していました。そしてそれが原因で、企業から断られることもたくさんありました。
その経験から、解決を調べたものをお伝えしていきたいと思います。
参考にした記事を紹介「就活の教科書」
参考にさせていただいた記事はこちらです。
→【内定者が教える】就活の軸(企業選びの軸)の決め方,見つけ方 | 内定者の軸や会社選びの基準も
「就活の教科書」というサイトの記事です。
わかりやすい具体例と共感してイメージしやすい文章でとてもわかりやすい内容になっています。
こちらも合わせてチェックしてみてください。
【30代就職活動】自分の軸を決めて、有効的に企業に伝える方法
「自分の軸」を決めることは就活をする上でとても大切だと言います。
これはなにも新卒だけに当てはまるものではないと筆者は考えていおり、むしろ中途であるある程度の年齢をいった人は特に重要なのではないかなと経験上感じていたりします。
では自分の軸とはなんでしょうか?
就活における自分の軸とは、「企業に就職する時に譲れない自分の価値観」だと述べてられています。
こんな環境で、このくらいの収入て、休みは土日で、などなど自分の求める事と、この仕事がしたいなどの意欲ややりたいことなどのことですね。
個人的な経験では、「自己アピール」と「将来のビジョン」は中途採用、ましてアラサーくらいになると結構聞かれますし、フリーターなどでキャリアの少ない人はこういった面をアピールポイントにして面接に臨むことも多いです。
就活における自分軸の考え方
では、自分の希望や意欲だけを伝えれば良いのかというとそうでもありません。
「給料が高いから」とか、「休みがあるから」、「残業が少ないから」という内容を面接で喋ることも、なんか抵抗がありますよね。
そこで、軸を分けるのが大切だと述べられています。
○本音の軸
本音の軸は、上記のような自分の希望やしたくないことです。
・給料が高い会社がいい
・残業しない会社がいい
・ノルマがない
・優しい人がいる
・大手の会社
などなど。自分の本心に従った軸です。
先に言っておくと、これを持つことはとても大事なことです。
しかし、面接や書類選考で中々ここまでオープンに表現して良いか迷いますよね。
というか多分、このまま表現したら採用してくれないと思う。
○建前の軸
で、出てくるのが建前の軸です。
建前の軸とは就活の軸とも言われていまして、企業側が知りたい本人の軸とも言えます。
具体的にいうと、本音の軸を面接や書類に書く時に書き換えた軸です。
「本音をそのまま面接で話すと、ダメなんじゃないか。印象わるくなるんじゃないか。」
というって、躊躇うケースってよくあると思います。
筆者もよくありました。
正確なことは言えませんが、面接する時に本音だけで勝負すると落ちる可能性も高くなるんじゃないかと思います。
この観点があれば、本音を曲げずに等身大の自分を面接や書類選考で表現することが可能になります。
自分軸(建前)の作り方
自分の軸は本音と向き合うことで、それだけではなく、建前の軸を使い就職に活かす。
これは理解しましたが、実際にはどうすれば良いのか。
それは、本音を言い換えることでイメージすることができます。
具体例を参考にしたサイトの例を引用してみてみると、
・給料が高い仕事→責任感のある仕事
・残業が少ない会社→メリハリがしっかりしている会社
・人と関わることが嫌だ→影でサポート役にまわりたい
引用:就活の教科書
いかがでしょうか。
しっかりと面接で会社にポジティブな印象を与える内容に言い換えています。
このように、本音の軸でしっかりと自分のベースを作り、その軸をに沿った内容を言い換えることをやってみましょう。
自分軸の見つけ方
では、概念か分かったところで実践です。
自分の軸を見つける方法を確認していきます。
参考サイトにはツールを使うなどの内容がありますが、この記事では、自分1人で出来る範囲のことを考えてみました。
①自分と向き合う→一人会議→自分らしさを見つける
とにかく大事なのは自分も向き合うことです。
そのためには1人会議をして、自分自身に質問を投げかけていきます。
どうして?なんで?なにが?という具合に色んな質問と答えを紙に書いて眺めてみれば、自分らしさが浮かび上がってきます。
②学ぶ→企業や業種を調べる→選ぶ範囲を広げたり絞る基準を増やす
自分の内面的な価値観に触れて、したいことこと、したくないことが明確になったら、実際に働く環境をリサーチしてみます。
知識を得ることは選択肢を増やすことにつながるので、とても重要なステップです。
③「①」で見つけた自分らしさの延長線の10年後にしたいことのビジョンを探す
よく、面接で聞かれるのは10年後の未来です。
自分の軸を見つける段階で10年後の未来もイメージして聞けば自然にこの質問に答えられます。
ここでのポイントは、自分らしさを思いっきり反映してさせた内容の10年後を描くことです。
やりたいことをイメージしてるとワクワクします。ワクワクすると、イキイキするのでエネルギーも満ちてきます。エネルギーは人にもしっかり伝わります。
このことをイメージ出来れば未来のビジョンを考えることは難しくありません。
④「③」を繰り返して、いくつも10年後にしたいことを探す
あとは、自分らしさを一つとせず、色んな自分らしさを見つけて言います。
そのピース達を繋ぎ合わせて延長線上の未来をそれぞれにイメージしてみましょう。
多様化することで、違うジャンルの業種や複数の面接にも対応できるようになります。
まとめ
まとめると、
自分の軸
基本→自分の価値観
考え方→本音の軸と建前の軸がある
作り方→本音の軸を決め、それを元に言葉を入れ替える
見つけ方→「自分らしさ」にあったビジョンを立てる
このようになります。
企業に対する自分の、譲れない価値観を面接用にカスタマイズして表現することでイメージを悪くすることなく等身大の自分を見せることに繋がります。
企業にとって「どのように役に立てるのかを分析すること」と同時に「自分を伝える表現方法を学ぶ」という時に活用していきたいですよね。
ぜひ、就職の準備き活用してみてください。