新型コロナウイルス

基準を満たしたら「解除」と「実施」、大阪モデルの内容と評価【感染防止策】

5月5日に大阪府は緊急事態宣言の延長を受け、大阪独自の「大阪モデル」を発表しました。
この内容を見ていきたいと思います。

大阪モデルの内容

・客観的なモニタリング指標の設定
・指標の「見える化」による行動変容の明確化
・基準に基づいた解除・自粛要請の実施
・陽性者数などを踏まえて、必要な感染防止策を実施

大阪モデルは感染予防自粛要請の「出口」と「入り口」を明確にすることが目的となっているようです。

大阪モデルの特徴

・モニタリングで見える化してること
・段階的な「解除」と「自粛」を場合によっては繰り返すこと

大阪モデルの特徴は2つあります。一つは感染状況を日々モニタリングして「見える化」していることです。


出典元:大阪府ホームページ

このモニタリングは4項目の内容に沿った基準により警戒信号を点灯「●」・消灯「○」することで分かりやすくしています。

警戒信号 色(意味) 対応
点灯 モニタリング指標の3つうち、1つか2つが点灯 黄(注意)
点灯 モニタリング指標の3つ全てが点灯 赤(警戒) 自粛実施
消灯 モニタリング指標の3つうち、1つか2つが消灯 赤(警戒)
消灯 モニタリング指標の3つ全てが消灯(1〜7日) 黄(解除カウントダウン)
消灯 モニタリング指標の3つ全てが消灯(8日目) 緑(解除) 自粛解除

参考元:大阪府ホームページ
*ホームページ内の「新型コロナウイルス感染症 警戒信号の点灯・消灯状況」のページで確認できます。

また、点灯・消灯の日数によって「解除」へのカウントダウンが開始されていきます。このときは「赤・黄・緑」ボタンを押し、「緑」のボタン基準に達した場合に段階的な解除が実施される仕組みになっています。

段階的な「解除」条件

・新規陽性者におけるリンク不明者数→10人未満
・確定診断検査における陽性率→7%未満
・患者の受け入れ病床の利用率→60%未満
*上記3つの条件を7日間連続で満たした場合→「緑」になり段階的に自粛解除

そしてもう一つは、もし15日以降に段階的に解除になっても点灯基準を超えた場合は自粛要請が実施されると言うことです。

段階的な「自粛実施」条件

・新規の陽性患者の感染経路リンク不明者前週増加比→「1」以上
・新規の陽性患者のリンク不明者数→5〜10人以上
・確定診断検査における陽性率→7%以上
*上記3つの条件(消灯基準)を満たした場合→自粛政策を段階的に実施

初めの自粛解除は5月15日に最終的に判断する方針です。

大阪モデルの評価は?

大阪独自の感染防止対策はスピード感があり、政治評論家やメディアの反応も良いですが、それ以外にも様々な意見が出ています。

医療関係者の反応

医療関係者の方々からは意見が分かれていると言います。

【りんくう総合医療センター・倭正也感染症センター長】
「現場の生の声を聞いたような議論で決まっている数字ではないな、という印象を強く持ちますよね」

――Q:重症者の病床使用率60%未満というのは?
「もうちょっと下げるべきだと思う。せめて50%未満くらいにはしとかないと。当院での現状を見ても」
引用元:Yahooニュース

一方で、「3つの指数」について評価をする意見もあります。

【新型コロナ患者の治療にあたる感染症専門医】
「指標(経路不明者感染者、PCR陽性率、重症者ベッド使用率)を3つくらい挙げて、欠点を補うような形にしてるんだと思います。今後の再評価は必要だと思うが、まずは3つの指標は割合よく考えられているのかなとは思います」
引用元:Yahooニュース

SNSの反応

ツイッターの反応を見ていきます。
こちらも賛否が分かれているようです。

まとめ

色と点灯・消灯で数字を示すのはみている側は分かりやすいのかなと感じています。
場合によっては再び自粛要請になることによる内容や補償についても気になるところです。

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