コロナ関連

過度な「SNS」や報道の規制も、26日タイで非常事態宣言 

世界中で新型コロナによる影響で、外出禁止令(ロックダウン)が続く中、
2020年3月26日にタイで非常事態宣言が発令され、外出制限(ロックダウン)が出されました。

26日、タイで非常事態宣言

タイで、2020年3月26日に30日間の外出制限(ロックダウン)が出されました。

時期列は下記になります。

3月18日:学校が封鎖

3月22日:デパートや娯楽施設の閉鎖

3月26日:非常事態宣言、ロックダウン

内容を下記にまとめました。一律の外出規制はないとしています。

・入国禁止

・食品や生活必需品の買い占め禁止

・集会の禁止

・過度な報道などの規制

・老人、子供の感染予防の徹底

・労働面の規制

必要物資の輸送以外の入国禁止

陸、海、空路どの場合も基本は入国禁止のようです。

しかし、必要物資の輸送は別になっているようで、この場合は入国が許可されます。

また、外交官や航空機の操縦士、労働許可証と新型コロナウイルスの陰性を示す健康証明書を持つ人などは入国が認められるそうです。

外国人の出国については規制はないようで、飛行機も動いているようです。(滞在時にはビザの厳格化)

食品や生活必需品の買い占め禁止

食料品や生活必需品の確保はできますが、過剰の買い占めは禁止になっていて、もし発覚した場合は取締ることもあるようです。

・集会の禁止

競技場やクラブ、観光地などは閉鎖されていて、ここへいくことも禁止になります。

過度な報道などの規制

国内の過度な情報や報道には厳しく取り締まるということで、これには「SNS」なども含まれていると言います。

このような情報シェアについても正確性を求めるとした規制があり、違反すると罰せられる可能性があります。

老人、子供の感染予防の徹底

外出規制はないのですが、老人、子供の外出自粛要請をしています。

労働面の規制

労働面ではテイクアウトの飲食店、日用品を取り扱うスーパー、生活に必要な工場などの稼働はします。

また、医療関係者に対しての取材の自粛も挙げています。

ロックダウンの理由の一つは感染者の急増か?

今回のロックダウンの理由としては1週間に感染者数が4倍になったというのが理由の一つとして挙げられます。

3月24日の段階から26日で100人の増加もしていることから、感染が急激に増加していったと言えます。

日本も3月25日から3日間で120人以上のペースで増加していることを考えるとタイと近い数値の増加率と言えるかもしれません。

【参考動画】

まとめ

個人的な感想はSNSなども含めた報道の規制があるので、メディアや報道には厳格な国なのだなと感じました。

タイでのロックダウンは感染増加をうけた対応になっていて先立った対応との声もあるようです。

タイでは今後も感染増加する場合は、規制を強めていくこと可能性もあり得そうです。