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支持派とアンチが対話する会、トランプセラピーの人気の秘訣は?

2017年に大統領に就任したドナルド・トランプ氏。

何かと話題や物議を醸している大統領でもあります。

今回はトランプ大統領支持者とリベラルな人々との対話をする「トランプセラピー」とも言える催しについてまとめていきたいと思います。

トランプ大統領の支持率と任期は?

このトランプ大統領、支持率も世論調査で45%と安定しているという分析があり、少数派の熱心な支持者もいると言われています。

しかし、反対する人々も半数以上おり、現状は上がらず、下がらずと行ったところです。

任期についても、アメリカでは合衆国憲法の規定上、1期を4年とした最大2期までなので現在のトランプ氏は最短で来年の1月、最長で2025年の1月までの期間が任期になるとされています。

支持派とアンチの人々が対話する会

このように少数ながらも熱狂的な支持者がいるトランプ大統領ですが、実は「トランプセラピー」とも呼ばれる催しがメリーランド州フレデリックにある教会で行われています。

この動きは非営利団体の「ベター・エンジェルズ(より良い天使)」が主催しており、トランプ大統領の支持者とリベラルな人々が言い争わずに対話する方法を身に付けることを目的として行われていると言います。

この会の内容がユニークでして、会での話し合いはあくまで争いを避けて相手を理解することに重点を置かれるのです。

進行内容は、参加者は「赤組(共和党支持者)」と「青組(民主党支持者)」に分けらます。

次に幾つかの問いかけや呼びかけが行われます。

そして、両組が同じ組み同士でペアになり、「出された議題」に大してロールプレイングで一人が反対側のになって会話を始めます。

これをすることでお互いに討論している議題での共通点がわかり、そこで新たな提案や見当が生まれてきます。

こちらに例としている内容がありますので、引用します。今回のロールプレイングは「銃規制について」です。

本来はトランプ支持者であるスティーブン・バレットさんは、リベラル派になり切って銃規制に賛成する立場を取った。「怖いよ」とスティーブンさん。「この部屋で今、どれだけの人が銃を持っているか、分かりようがない」

ペアを組んだコリガンさんが答える。「だからこそ、みんな銃を欲しがるんじゃないか。そうすれば、君のことだって守ってもらえる」

しばらく議論した後、2人はどちらも安全を確保したいという共通点にたどり着いた。「身元確認を厳格化するのはどうだろう」とバレットさんが提案。「銃の持ち主しか撃てないようにする技術があったらどうか」。コリガンさんも同意する。「(メリーランド州)ボルティモアで発生した暴力行為はすべて盗まれた銃によるものだ。だからそうだね、それを検討すべきだと思う」

同様のシナリオが部屋の各所で進行していた。「なるほど」「同感ですね」などの声が聞こえてくる。
引用元:Yahoo!ニュース

「赤組」の方が「青組」の立場になって発言する、もしくはその逆をすることで、反対の思想を持った立場や思想を想像することにつながり、共通点を見つけることが可能になるのかもしれませんね。

進行する上での鉄則が人気の秘訣?

またこの会では、参加者に伝えられることがいくつかあります。

1、他人の考えを変えようとすることは捨てること

2、事実を示すだけでは議論に勝てないことを受け入れること

3、議論を終わらせる「引き金」となる言葉を使わないこと。

4、相手の「面目を保つ」ように心掛けること。

参考元:Yahoo!ニュース

相手のメンツを保ち、相手を変えようとしないで対話をすれば、双方での意見で共通点を見つけ出すことのきっかけになります。

論点の中で対局する意見の向こうには、現在よりも良くしたいという要素が少なからずあるものです。

このような方法での対話ではお互いに意見交換をしやすくなりますし、そこで賛成派も反対派の立場や価値観を共有するきっかけになります。

このようなことで最近では人気になっているのかもしれません。

理由と目的

ではなぜこの会が行われるようになったのでしょうか?

会の司会を務めたトム・スマーリングさんは、以前は首都ワシントンで中東や気候変動などの公共政策に関する仕事に就いていた。トランプ支持者とリベラルな人々をまとめるのは、イスラエル人とパレスチナ人と関わるより「厄介」だったという。しかし前向きに考えられる余地はあった。

「草の根レベルで盛り上がってきている」とスマーリングさんは言う。「米国民はピリピリした空気にうんざりしているんです」

引用元:Yahoo!ニュース

このように、一部のアメリカ国民は支持派を反対派との討論やその空気感にうんざりしていることが伺えます。
また、このような催しは既に全米各地で約1000回開催されていて、イベント参加者も増えていると言います。

討論ではなく、お互いの考えを尊重して、メンツを保つことでの対話ですので、意見交換としても共有もしやすくなりそうですね。

SNSや世間の反応

このことについて日本での反応を見ていきます。

まとめ

このような対話では、結論が出ないことも多いと思いますし、時間の無駄と思われることもあると思います。

しかし、相手の考えを変えることは出来ない、コントロールを捨てる、メンツを保って接するなどが対話を考える上で大切だと感じています。

肯定も否定も共通の議論で生じた思いの違った形なのですから、共通点を見つけることもできると思います。

このような対話を今後も取り入れていって欲しいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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