「ノザキのコンビーフ」の容器は「枕缶」と言われますが、なぜあの形をしているのか気になりますよね?
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日本のコンビーフは「ノザキのコンビーフ」から始まる
コンビーフは日本では72年前に野崎産業(現在は川商フーズ株式会社と合この併)が販売した「ノザキのコンビーフ」が始まりでした。
この時、初めの2年間はアンカー瓶(コップ型のガラス瓶でできたもの)で売られていました。
その後、現在のような「枕缶」での販売がされるようになりました。
その「枕缶」も2020年の春には販売終了のようです。
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なぜ「枕缶」は、あの形なの?
お世辞にも開けやすいとはいえない「枕缶」ですが、その特殊な開け方が楽しいという人もいるようです。
「枕缶」は現在の容器はアメリカのリビー社が1875年に特許をとった物です。
あの台形のような形のことを「枕缶」と呼ぶようですね。
日本でこの容器を取り入れたのは製造過程で缶に蓋をするときに枕缶の形の方が空気が抜けやすいということ、保存性の観点から見ても台形の方が用途のことです。
参考元:メシ通
なるほどしっかり考えられて作られているのですね。
ちなみに今では、空気を抜く技術があるためこの形にする必要はないそう。
缶切りがまだ普及していない時代に缶切りなしで開けられて、保存も聞くということで元々は軍用食だったコンビーフの容器に使われるようになったのです。
まとめ
コンビーフの容器である「枕缶」、それ1つでもしっかりと考えられてられているんだなと改めて感じました。
春の販売終了までにもう一度、枕缶を開けて食べようと思います。