東京五輪

【東京五輪】選手村が話題、場所や構造は?日本のおもてなしがすごい

・東京五輪の選手村ってどこにあるの?
・海外選手が絶賛しているけど、東京五輪の選手村の構造は?
・五輪が終わったら選手村はどうなるの?

そんな疑問にお答えします。

2021年に7月に開催された東京五輪。競技と同様に選手村も話題になっていますよね。

最高の強度を誇る高級段ボールベットに、700種類のメニューを揃えた選手村食堂と日本人でもいきたいと思える施設です。

そんな選手村の内容を詳しく見ていきたいと思います。

東京五輪の選手村ってどこにある?

選手村ってどこにあるのかわからない人もいるのではないでしょうか?

選手村は、「東京都中央区晴海五丁目地内」にありまして、簡単にいえば、近年移転した東京の「豊洲市場」の運河を挟んで隣にあります。

東京で育った筆者もここらへんにあまり行った記憶がない場所なので、意外と思う人もいると思います。

実はこの場所「晴海ふ頭」は「東京の主要な海の玄関口のひとつ」であり、元々そこに選手村を提供する主旨があったようです。

また、競技場も東京圏にある33の競技会場のうち28会場が半径8km圏内に位置しているので、利便性も良いんですね。

そのコンセプトは「すべての選手が安心して快適に楽しく生活できる、もう一つ のわが家」であり、さ最高の安全性及び快適性を提供する施設を目的に構成されているのが、おもてなしを重んじる日本らしいところだと思います。

東京五輪の選手村の構造は?

では、選手村の構造はどういったものなのでしょうか?

・ベット数17000台
・侵入者排除エリアには高度のビデオ解析技術を備えた侵入防止浮(う き)が配備
・居住ゾーンの選手村セキュリティ・コマンドセンターで 常時監視
・ソフトセキュリティ・エリアと選手村 自体を隔離する二重フェンス
・空港並みのスクリーニング・検査体制
・宿泊棟は居住者が東京湾のすばらしい景色や周辺の緑環境を楽しめる
・誰もが使いやすいユニバーサルデザインに基 づいて設計
・仮設建築物には木材を積極的に使用(日本の伝統文化を反映)

ざっと上げてみてもこのような感じです。セキュリティが万全で安心かつ、日本の伝統文化を反映させた空間になっており、上記でもあげたダイニングでは、日本食や豊富なメニューも揃っているという快適ぶりです。

施設は、「住居」「プラザ」「運営」とゾーンで分かれていて、「住居」は3街区に分けられてます。
その中に「ダイニング」と「輸送ターミナル」があります。

各居住者センターの近くにはカフェ、フィットネス・トレーニング施設、400mト ラック、プール及びテニスコート、水辺に沿ってジョギングコースなどを配置しているので、選手の利便性も考慮されています。

控えめにいっても、相当居心地の良い空間だという印象を受けます。筆者の住んでいる町、こんなに設備整ってませんし。

(それはそうか。笑)

選手のアイデアを具現化して取り入れる

また、選手のアイデアを多く取り入れている施設にもなっているようで、

・住戸の近くにカジュアル ダイニングが欲しい
・エレベーターの待ち時間は短いほうが良い
・くつろげる環境を確保するため、選手村の各所に静かな「オアシス」を設ける

というような選手側のアイデアを積極的に取り入れているのも特徴です。

とにかく、選手へのおもてなし精神はさすがだなと感じますが、この施設、スペースは日本人が行っても絶対に楽しいスポットになるんじゃないかということです。

カフェもあるし、ダイニングレストランもあるし、運動できる公園もあり、筆者は普通に観光というか遊びに行きたいですもんね。

五輪が終わったら選手村はどうなるの?

用地は東京都が所有しているということですが、五輪が終わったらっ選手村の周辺はどのようになるのでしょうか?

オリンピック委員会の提案では、

民間企業と連携し、教育、文化、スポーツ等の面から様々な世代の活動を推進し、住宅と複合した国際交流拠点としての開発計画をとりまとめる意向である。

ということです。民間企業に譲り、住宅や新たな観光地などになる予定のようですね。

晴海周辺でも大規模な再開発プロジェクトが進行中なようです。

個人的には、選手団の中でも人気が高い、「選手村食堂」は残しておいてもらいたいところですけどね。

あったら絶対に食べに行くます。

海外選手の反応、日本人のネットの反応は?

ネットニュースでも連日のように五輪で訪れている外国人選手のことが話題になっていますよね。

実際に海外選手は「選手村」にどんな反応を示しているのか見ていきたいと思います。

米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は7月25日、「“自販機ライフ”」と題した記事を掲載。日本の自動販売機を「食品からTシャツ、ポケモンカードまで、日本文化の礎となっている。パンデミックや五輪開催期間中は、この自販機の重要性がさらに高まるだろう」などと紹介した。 記事を執筆したのは、同メディアの編集員を務めるグレッグ・ビショップ記者。新型コロナの影響で「動きがかなり制限されている」という今大会だが、その“舞台裏”の醍醐味として「自動販売機」をピックアップし、「日本人は私を理解してくれている」と感激した様子だ。

引用:THE DIGEST

来日中の米記者が日本で日常的にある自販機に感動したという話です。選手村の自販機にはいろんなものが売られているようで、それらのラインナップに興奮している様子。

日本の自販機はどこにでもあって、飲み物に限らず、食べ物、おもちゃ、なんかもありますよね。

続いてはCBAニュースのオリンピックレポーターのツイートを紹介します。

東京での火曜日の夕食。

パイナップルと枝豆。 健康第一。

醤油ライスクラッカーは大人気です。

選手村の中にあるセブンイレブンの商品ですね。

枝豆は野菜だし、パイナップルは果物。確かに健康です。あと、おせんべい=ライスクラッカーが大人気なのは意外でしたね。日本にしかないのかも。

「コンビニおにぎり」も珍しいようで、こういう包装も海外にはあまり見かけないのでしょう。

海外からするとコンビニは珍しいようでして、

24時間営業、充実した品揃えなど日常的に思われますが、日本以外だとあまり見ないのかもしれません。

他にも、アイスコーヒーや和菓子(かりんとう)なども海外の人に好評らしいです。

まとめ

東京五輪で一躍、居心地が良いと話題になっている選手村について見ていきました。

日本人のおもてなし精神に溢れた構造とサービスは海外からはるばるやってきてくれた選手の方々も好評なようで、ニュースをみていると、日本の文化にも喜んでくれているのかなと少し筆者自身も嬉しかったりしました。

閉会後は民間と連携した施設になっていくということなので、選手村後はどうなっているのか、この足でいって見たいと思います。