なぜクラブハウスは規制されたんだろう?
最近、SNSなどで話題になっている「クラブハウス」ですが、中国で規制されているという情報も出てきました。
「クラブハウス」の中国規制は、言論の自由を警戒?
調べたところによると、中国でクラブハウスが規制されている背景として、「クラブハウス」内で政治問題などを自由に発言して議論できることへの警戒ではないかということが言われています。
中国では、新疆ウイグル自治区や香港に関連する問題を抱えていることもあり、中国批判に繋がりやすい日本でもなじみのある、フェイスブックやツイッター、LINEといったSNSの利用を制限していることもあり、同じように情報統制をしていきている可能性もあるといいます。
参考元:朝日新聞
「クラブハウス」は中国内でも大人気だった?
クラブハウスの特徴として、
○招待制(電話番号登録)
○録音の禁止(ライブのみ)
○ルームが作れられて自ら発言できる
○視聴している人が誰かわかる
といった機能があり、記録に残らない発言を交換することができます。
このことから、中国内でも2月上旬から人気に火がつきました。
中国で生活する人の発言でも「こんな話題まで話せるのかと驚いた。(中国のSNS)微博(ウェイボ)ではあり得ない」との声もあり、言論制限を受けないことで話題になっていたようです。
実際に招待コードがネット通販サイトで売買されているようです。
参考元:東京新聞
中国では「クラブハウス」に変わるSNSも作られるのか?
中国では、独自のSNSを開発している背景から、今回の「クラブハウス」の規制に対して同じようなSNSやアプリを開発することもあるのではないかと思います。
また、現在「クラブハウス」はiPhoneのみのサービスということもあり、中国への普及は遅れていたようです。
まとめ
中国におけるクラブハウスの普及で、規制をする措置をとったのは、自由な言論を規制するためのものであり、政治的な問題でも自由に意見を交わせる貴重な場所がなくなることにもなります。
個人的には、日本でもこうした言論の規制や情報操作の流れは人ごとではないのかなということを感じています。